世界大百科事典(旧版)内のカヤマツリの言及
【カ(蚊)】より
…和歌,俳句などにも蚊柱,蚊帳(かや),蚊やりなどを詠じたものが多く,日本の春から秋までの生活と切り離せぬ風物であった。ことに蚊帳は近世以後生活必需品として普及し,九州から中部・関東地方の村にはゆい,すなわち労力交換の共同作業で女がつくり,仕上がると集まって餅を共食するカヤマツリという習慣があった。これは男の家づくりに当たる大仕事だという。…
※「カヤマツリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」