世界大百科事典(旧版)内のカランガ族の言及
【モザンビーク】より
…【赤阪 賢】
【歴史】
原住民はサン(ブッシュマン)であるが,7世紀ころよりバントゥー系のアフリカ人諸部族が北方より南下し定住した。14世紀ころにはショナ族の一部のカランガ族Karangaのモノモタパ王国(ムウェネ・ムタパMwene Mutapa)が,現在のモザンビークとジンバブウェにまたがる広い領土を支配した。モノモタパ王国はアラブとの金交易で繁栄し,海岸部にはアラブが定着した。…
※「カランガ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」