世界大百科事典(旧版)内のカランサ・ドクトリンの言及
【カランサ】より
…この憲法にのっとって大統領に就任したカランサは,その民主的・改革的条項の実行には熱意を示さなかったが,この間外国の干渉に対して強い抵抗の姿勢をとるとともに,第1次大戦ではメキシコの中立を守った。18年に発表した国家間の不干渉主義と外国人が自国民より優遇されてはならないことをうたった〈カランサ・ドクトリン〉は今日のメキシコ外交の基礎となり,またラテン・アメリカ諸国へも大きな影響を与えた。【国本 伊代】。…
※「カランサ・ドクトリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」