世界大百科事典(旧版)内のカルダン形軸継手の言及
【自在継手】より
…2軸が同一直線上になく,交差する場合に用いられる軸継手。もっとも一般的なものは図1に示すような構造のもので,これはフック形軸継手またはカルダン形軸継手と呼ばれる。自動車の前部に設置したエンジンから後部の動輪を駆動する場合のように,被駆動部が動力源に対して使用中に絶えず動揺しているような場合に用いられるが,軸の途中に1組だけ使用すると回転速度にむらが出る性質があるので,この悪影響を打ち消すために,軸の途中に通常2組使用する。…
※「カルダン形軸継手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」