世界大百科事典(旧版)内のカロライトの言及
【コバルト鉱物】より
…主要産地はアフリカのコンゴ民主共和国からザンビアにまたがるコッパー・ベルトである。北のコンゴ民主共和国では銅の1/30,南のザンビアでは1/300程度のコバルトをリンネ鉱linnaeite Co3S4,カロライトcarrollite (Co,Cu)3S4などのチオスピネルとして含んでいる。コバルトはヒ素と結合して,輝コバルト鉱(Co,Fe)AsS,スクテルード鉱skutterudite(方コバルト鉱ともいう)(Co,Ni)As3として銀‐コバルト鉱脈中に産出する(ノルウェー,スウェーデン,ドイツ,カナダなど)。…
※「カロライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」