世界大百科事典(旧版)内のカロリング家の言及
【メロビング朝】より
…王がもはや存在しない東分国では,ピピン2世が自立的な大公権を築いた。彼のワラットに対するテルトリーの戦での勝利(687)はピピンの家系すなわちカロリング家の覇権を決定づけ,ついに子ピピン3世のクーデタにより,メロビング朝はヒルデリヒ3世を最後に崩壊し(751か752),フランク王位はカロリング朝へと引き継がれる。カロリング朝フランク王国【徳田 直宏】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」