カンピンス,L.H.(読み)かんぴんす

世界大百科事典(旧版)内のカンピンス,L.H.の言及

【ベネズエラ】より

…同政権は特別組織法を公布し,賃金の25%引上げ,物価の統制などの政策をとる一方,石油・鉱物の国有化を推進し,76年には農工業開発五ヵ年計画を発表した。79年に発足したCOPEIのカンピンスLuis Herrera Campins(1925‐ )政権は前政権の開発計画を若干修正した第6次全国開発政策を策定し,教育の拡充,住宅建設,道路の整備拡張など,国民生活に密着した経済産業部門の開発,発展に努めた。84年に登場したADのルシンチJaime Lusinchi(1924‐ )政権も,経済拡大と民生安定の政策を打ち出したが,国内産業のほとんど全部門の経済権を掌握する多国籍企業は,政府に価格統制の撤廃や外資優遇政策を要求した。…

※「カンピンス,L.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android