カンベール,R.(読み)かんべーる

世界大百科事典(旧版)内のカンベール,R.の言及

【フランス音楽】より

… 一方,こうした宮廷芸術への反発が,たとえば枢機卿マザランにイタリア歌劇の招待上演を企てさせたが,フランスは同歌劇に隷属しない独自の悲歌劇を創りあげた唯一の国である。作曲家カンベールRobert Cambert(1628ころ‐77)と台本作者P.ペランによる独自の歌劇の構想を,リュリの《カドミュスとエルミオーヌ》(1673)がさらに芸術的に高度なものとしたことで,その基礎が固まる。それはフランス語の特質を朗誦に生かし,台本の文学性を重んじ,合唱,バレエを多く取り入れて華麗な舞台効果をも追究した。…

※「カンベール,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む