カーシム・ハラウィー(読み)かーしむはらうぃー

世界大百科事典(旧版)内のカーシム・ハラウィーの言及

【農書】より

…イブン・アルアッワームIbn al‐‘Awwām(12世紀半ばの人)の《農書》は最初にスペイン語訳された著作として名高いが,大半はイブン・ワフシーヤやイブン・バッサールの書の要約である。イランでは,16世紀初頭にカーシム・ハラウィーQāsim Harawīが《農業指南書》を執筆し,野菜や果樹の栽培法を詳しく解説した。トルコでは,16世紀末にイブン・アルアッワームの《農書》がトルコ語訳され,これに触発されてハッジ・イブラーヒームHajji Ibrāhīmが果樹栽培と園芸中心の農書《果樹園の輝き》を著した。…

※「カーシム・ハラウィー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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