カースト・パンチャーヤット(読み)かーすとぱんちゃーやっと

世界大百科事典(旧版)内のカースト・パンチャーヤットの言及

【パンチャーヤット】より

…インドの農村に古代からある伝統的な自治機関で,名称のパンチャ(サンスクリットで〈5〉の意味)が示すとおり,5人,一般にはそれ以上の村の長老によって構成される。パンチャーヤットには村落パンチャーヤットとカースト・パンチャーヤットがあり,これらは共存して機能してきた。村落パンチャーヤットは一村あるいは数ヵ村を単位として構成され,村のさまざまな問題や紛争を解決してきたが,イギリス支配とともにその機能の多くが裁判所の取扱事項とされたため,その役割は減少したといわれる。…

※「カースト・パンチャーヤット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android