ガゼッタ(読み)がぜった

世界大百科事典(旧版)内のガゼッタの言及

【ノティツィエ・スクリッテ】より

…イタリアの都市国家ベネチアの政庁が,1536年ダルマツィア地方の戦況を市民に知らせるために始めた継続的な不定期ニュース出版物。詳細は不明であるが,印刷物として販売するほか,市中の要所で読みあげたともいわれ,その聴衆となるための入場料あるいは印刷物自身の代価が,当時の貨幣のガゼッタgazzetta1個であったので,この種の印刷物は〈ガゼッタ〉と呼ばれることになったという。後年,新聞にガゼットという名をつける習慣が発生したのはそのためである。…

※「ガゼッタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android