ガリラヤ山地(読み)がりらやさんち

世界大百科事典(旧版)内のガリラヤ山地の言及

【パレスティナ】より

…サマリア山地の北端はカルメルal‐Karmal山となって地中海に突き出し,アッカー(アッコ)やハイファの良港をつくり出した。パレスティナ北端のガリラヤ山地(ジャリール山地Jibāl al‐Jalīl)はその北のレバノン山地に連結しているが,ガリラヤ山地にはサファドやナザレなどの都市が生まれた。ユデア山地からさらに南方のパレスティナ南部は,紅海のアカバ湾に突き立つ形の剣の切っ先あるいは銃床にもあたる大きな三角地帯をなすが,この部分はネゲブの砂漠で,それは西のシナイ砂漠にそのまま連なっており,東は,ヨルダン地溝帯のうち死海から南の部分すなわちワーディー・アルアラバWādī al‐‘Arabaを隔ててヨルダン南部のシャラーフ山地の荒野と向き合っている。…

※「ガリラヤ山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android