ガンガーの降下(読み)がんがーのこうか

世界大百科事典(旧版)内のガンガーの降下の言及

【ヒマラヤ[山脈]】より

…パールバティーはシバ神と結婚し,軍神スカンダ(別名クマーラ)を生んだが,シバ神との結婚と子どもの誕生を主題とした,詩聖カーリダーサの叙事詩《クマーラ・サンババ(クマーラの誕生)》は,ヒマラヤの美しい描写によって高く評価されている。ガンガー女神がバギーラタ王の願いによって天界から降下し,カイラーサ山において苦行をしているシバ神の髪の毛にその奔流を支えられて後,いくつかに分かれて地下にまで到達し,サガラ王の王子たちの死灰を浄めて昇天させた〈ガンガーの降下〉という神話も有名である。中部インドのアルブダ山(現在はアーブー山と呼ばれ,ジャイナ教の聖地となっている)は,古くから〈ヒマラヤの息子〉と呼ばれ,ヒマラヤ山神によってこの荒地に降ろされたといわれている。…

※「ガンガーの降下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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