《キリスト者のための使節》(読み)きりすとしゃのためのしせつ

世界大百科事典(旧版)内の《キリスト者のための使節》の言及

【アテナゴラス】より

…〈アテナイのキリスト教哲学者〉と呼ばれた。177年ころ皇帝マルクス・アウレリウスとその子コンモドゥスにあてた《キリスト者のための使節》は,当時キリスト教に向けられた無神論,人肉を食べること,近親相姦といった中傷に反駁するものである。教義を弁論した《死者の復活について》は真作かどうか疑われている。…

※「《キリスト者のための使節》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」