世界大百科事典(旧版)内のキルヒャー博物館の言及
【キルヒャー】より
…その間に古代楽器エオリアン・ハープを復元したほか,有名な幻灯機,拡声器などを発明,画家プッサンには遠近法を教授した。死後ローマに〈キルヒャー博物館〉が設置され,彼の残したおびただしい資料と文献は保管されることになったが,これはイギリスの〈アシュモリアン博物館〉と並ぶ世界最初期の公共資料施設である。 キルヒャーの最も壮大な試みの一つはエジプト聖刻文字(ヒエログリフ)の解読であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」