世界大百科事典(旧版)内のギダインの言及
【茶臼】より
…中国では明代に入るころ,抹茶は廃れていったが,日本ではその後の約300年間に,禅僧を主とする上流階級の間に普及し,茶臼も国産されるようになった。室町時代の初期には京都,一条京極の祇陀院寺の門前に,すぐれた茶磨師がいたので茶臼を別名〈ギダイン〉あるいは〈ギダリン〉と呼ぶようになった。武野紹鷗,千利休のころにはやや大型の純日本式茶臼が出現した。…
※「ギダイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」