ギリクガイ(読み)ぎりくがい

世界大百科事典(旧版)内のギリクガイの言及

【義理】より

…ことに葬式の際の訪問や会葬することを単に義理と称するところが多い。公けとか世間を意味するクガイという言葉も同様の意で用いられ(公界(くがい)),またはギリクガイなどと併用し親族以外の者が親族並みに正装して葬儀に参列することを指す地方も各地にみられる。また当然のことながら,葬儀の時以外にも用いられ,田植や屋根葺きなどを無償で手伝うことをギリあるいはオツキアイと言う地方もあり,互酬性が期待できる村内生活ならではの用法であろう。…

※「ギリクガイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む