世界大百科事典(旧版)内のギリシア十字の言及
【十字】より
…古くから宗教的象徴として用いられてきたもので,その形状により主として次の4種類に分けられる。 (1)中心から広がる4本の線の長さが等しい正十字(またはギリシア十字),マルタ十字とよばれるものなど。この十字はアッシリアでは天空神アヌの象徴で,円と8本の光線を伴い太陽や星をあらわすものとしても使用され,ギリシアでは太陽神アポロンの象徴,ローマでは星の輝きをあらわすものとされた。…
※「ギリシア十字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」