世界大百科事典(旧版)内のギルギット管区の言及
【カシミール】より
…中国との国境は,インド側は1962年の国境紛争後も未確定(中印国境問題)のままであるが,パキスタン側は63年に確定した。総面積22万3000km2のうち,南東部のインド側のジャンムー・カシミール州Jammu and Kashmir(州都は夏がスリーナガル,冬がジャンムー)が10万1000km2,北東端の中国の領有地域(インドは自国領と主張)が4万3000km2,北西部のパキスタン側のアザード(自由)・カシミール(主都はムザッファラーバードMuzaffarābād)とギルギット管区が7万9000km2となっている。人口は,インド側が772万(1991),パキスタン側が254万(1981)である。…
※「ギルギット管区」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」