世界大百科事典(旧版)内のクシュタの言及
【ボダイジュ(菩提樹)】より
… 《リグ・ベーダ》の神話では,工作神トバシュトリが世界を造形したとき,この木を足場に用いたとされ,〈世界の(創造の)中心の木〉のモデルになっている。《アタルバ・ベーダ》には,神々の座であった天上のアシュバッタから,最高の呪薬クシュタが生じたと歌われている。医薬(呪薬)の原料としての利用法は仏典にみられ,現在も民間に行われている。…
※「クシュタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」