世界大百科事典(旧版)内のくちなわの言及
【ヘビ(蛇)】より
…【松井 孝爾】
【伝承,民俗】
[日本]
古語は〈へみ〉,各種の蛇を総称し巨大なものを〈おろち〉と呼んだ。そのものを直接ささない忌詞(いみことば)として形が似ているから〈くちなわ〉ともいい,西日本では普通語として用いる。アオダイショウ(アオナブサ),ヤマカガシ,シマヘビ,カラスヘビなどは色彩や形の大小から呼ばれるもので,地方によって同種にも異称が多い。…
※「くちなわ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」