《クマーラ・サンババ》(読み)くまーらさんばば

世界大百科事典(旧版)内の《クマーラ・サンババ》の言及

【ヒマラヤ[山脈]】より

…ヒマバットは天女メーナーを妻とし,ガンガー(ガンジス川の女神)とパールバティー(山の娘)という娘をもうけた。パールバティーはシバ神と結婚し,軍神スカンダ(別名クマーラ)を生んだが,シバ神との結婚と子どもの誕生を主題とした,詩聖カーリダーサの叙事詩《クマーラ・サンババ(クマーラの誕生)》は,ヒマラヤの美しい描写によって高く評価されている。ガンガー女神がバギーラタ王の願いによって天界から降下し,カイラーサ山において苦行をしているシバ神の髪の毛にその奔流を支えられて後,いくつかに分かれて地下にまで到達し,サガラ王の王子たちの死灰を浄めて昇天させた〈ガンガーの降下〉という神話も有名である。…

※「《クマーラ・サンババ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む