世界大百科事典(旧版)内のクメール・プラサートの言及
【クメール美術】より
…クメール美術が散在する地理的な範囲はきわめて広く,現在のカンボジアのほか,タイ北東部,ラオス南部,ベトナム南部にまで及んでいる。〈クメール・プラサート〉(クメール遺跡の意)と称する石造寺院建築とともに,古くから高い芸術性が注目されてきた。石彫は先の遺構にともなって発見されており,傑作の大半は,おもにプノンペン国立博物館で見ることができる。…
※「クメール・プラサート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」