世界大百科事典(旧版)内のクライニー,A.の言及
【ギッピウス】より
…その詩はニーチェ風の自我の称揚に貫かれている。アントン・クライニーの名で評論にも活躍し,ドストエフスキーの影響のある長編小説《悪魔の人形》(1911),《ロマン皇子》(1913)や,戯曲《緑の指輪》(1916)も書いた。十月革命に反対して亡命し,1920年以後パリに住み,二つの詩集,回想録《生きている人々》(1925)などを発表した。…
※「クライニー,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」