世界大百科事典(旧版)内のクライヤー,A.の言及
【紅茶】より
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[インド茶の発見]
中国をルーツとする茶樹は,留学僧を通じて12世紀末ごろ日本へ伝えられ茶の栽培が始まったが,ヨーロッパ人による茶樹の移植はかなり後の時代のことである。すなわち17世紀末,長崎出島のオランダ商館長として来日したドイツの博物学者・医師アンドレアス・クライヤーが,日本からジャワへ茶の種子を移植したのが最初である。しかしその試みは必ずしも成功しなかった。…
※「クライヤー,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」