クラウス,M.H.(読み)くらうす

世界大百科事典(旧版)内のクラウス,M.H.の言及

【育児】より

…物理的な育児環境がいかに完全であっても,愛情を欠く環境では小児は健全に育たない。このことは,20世紀初めのホスピタリズムの研究,J.フロイトの研究,1950年代のボウルビーJ.Bowlbyの母子関係理論,70年代以降のクラウスM.H.Klaus,ケネルJ.H.Kennelらの母子相互作用に関する研究が明らかにしている。ボウルビーは,母と子が愛情のきずなで結ばれていることが,その子どもの自己への信頼,ひいては他者への信頼を育てることになり,円満な社会生活を営むことのできる人格形成につながる,という。…

※「クラウス,M.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む