クラメル,P.L.(読み)くらめる

世界大百科事典(旧版)内のクラメル,P.L.の言及

【表現主義】より

…しかし建築技術の面から見ると,ガラスを多用し夢を託している点のほかは特色はほとんどない。以上を表現主義建築の基準と見ると,スイスにあるシュタイナーのゲーテアヌムII(1924年着工,ドルナハDornach),オランダのクラメルPieter Lodewijk Kramer(1881‐1961)らによるメールウェイク園の住宅群(1918,ベルヘン),山田守(1894‐1966)の東京中央電信局(1922)など,1920年代には広く深い影響を与えたことがわかる。しかし20年代後半にドイツの社会も安定しはじめ,建築家はより現実的に社会との対応を迫られ,かつ技術の進歩を着実に建築に反映させねばならず,表現主義から新即物主義へと姿勢を移していった。…

※「クラメル,P.L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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