世界大百科事典(旧版)内のクラーレ剤の言及
【クラーレ】より
…また,手術などの医療用に用いられる。【山本 紀夫】
[医薬としてのクラーレ剤]
クラーレに含まれる種々の物質のうち,ツボクラリンなどの有効成分の構造式が決定され,クラーレ剤の名で医薬として用いられる。 クラーレの作用部位が中枢神経系ではなく,神経筋接合部という運動神経と骨格筋との接合部位であることが,すでに1856年C.ベルナールによって示唆された。…
※「クラーレ剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」