すべて 

クリア民会(読み)くりあみんかい

世界大百科事典(旧版)内のクリア民会の言及

【民会】より

…【太田 秀通】
【ローマ】
 ローマの民会,コミティアcomitiaは全市民の決議集会であるが,貴族を除く平民会,コンキリアconciliaも後に民会の意義を担った。構成は市民団の下部区分に即応し,古来の3部族が含む30クリアでクリア民会,王政期末以来の193ケントゥリアでケントゥリア民会を構成し,トリブス民会(トリブス),平民会は35地区に基づく。市民の個人票も基礎集団ごとに集約し,3民会別々の全体票(30票,193票,35票)で多数決に付した。…

【ローマ】より

…各トリブスの歩兵隊長tribunus militumと騎兵隊長tribunus celerumは政治的にも重要であった。重要な国事や個々の氏族の裁量を超える問題はクリア民会comitia curiata(民会)で決められた。伝承によるとセルウィウス・トゥリウス王が新しい国制を導入したことになっているが,今伝えられているものは後代の発展した形のものであると思われるので,後述に回す。…

※「クリア民会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む