くりず

世界大百科事典(旧版)内のくりずの言及

【人形浄瑠璃】より


[人形の型]
 人形の操法には泣いたり,笑ったり,怒ったりする動作のほかに,さまざまな型がある。たとえば,女の人形の〈くりず〉は,頭(ず)を刳(く)ることで,主として娘や老女形の首に遣われ,右へ〈くりず〉をしようと思えばいったん左に首をやり,顎(あご)をおとして右へ首を回して女の切ない,やるせない思いを表す型である。また,〈うしろぶり〉は,女の恨みごとや悲しみが頂点に達したときにする女形独特の美しい後ろ姿である。…

※「くりず」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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