世界大百科事典(旧版)内のクリソベリル・キャッツアイの言及
【クリソベリル】より
…【湊 秀雄】
[宝石]
クリソベリルの名称はギリシア語で金を意味するchrysosとベリル(緑柱石)を意味するとされるbēryllosにちなみ,黄色ないし緑色の透明石は貴石としては価値が高いが,一般にはなじみが薄い。むしろこの石のうち,キャッツアイ効果を示すクリソベリル・キャッツアイと,昼間光で緑色,電灯光で赤色に変化する変色性の効果をもつアレキサンドライトの2種が,希少性ある宝石としてよく知られている。主要産地はブラジル,スリランカ。…
※「クリソベリル・キャッツアイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」