クルーニング(読み)くるーにんぐ

世界大百科事典(旧版)内のクルーニングの言及

【レコード】より

…音楽産業の主導権は楽譜出版からレコードに移った。ビング・クロスビーやフランク・シナトラによるクルーニング(つぶやくような歌い方)の低く甘い歌声が一世をふうびして,ポピュラー・ボーカルのスタイルをリードしたが,これはマイクロフォンを駆使した新しい歌唱技術であり,やがてポピュラー音楽は実演のステージでさえも,拡声装置(PAシステムpublic address systemという)が切り離せなくなった。 LP時代は一方に熱狂的な〈ハイ・ファイ〉追求を作り出すとともに,一方では価格の低廉化によるレコード音楽の大衆化を招来した(とくにシングル盤)。…

※「クルーニング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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