世界大百科事典(旧版)内のクレ・ド・ラ・ネージュの言及
【ジュラ[山脈]】より
…細長く三日月形の山脈で,山脈の西側にあるソーヌ川の平野に凸面を向ける。山脈の最高点はクレ・ド・ラ・ネージュ(1723m)で,ついでルキュレ(1720m),グラン・クレ・ドー(またはクルドス,1624m)などで,いずれもジュネーブ西方にあり,山脈の東縁が高い。この山脈を模式地として地質年代区分のひとつ(ジュラ紀)が設定されたように,山脈はおもに中生代ジュラ紀の石灰岩質の地層からなり,中生代末期から新生代にかけてのアルプス造山運動にともない南東方向から圧縮をうけて褶曲構造が発達した。…
※「クレ・ド・ラ・ネージュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」