クレルボ交響曲(読み)クレルボコウキョウキョク

デジタル大辞泉 「クレルボ交響曲」の意味・読み・例文・類語

クレルボこうきょうきょく〔‐カウキヤウキヨク〕【クレルボ交響曲】

クレルボ

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世界大百科事典(旧版)内のクレルボ交響曲の言及

【シベリウス】より

…89年音楽院を卒業,ペテルブルグでリムスキー・コルサコフに師事する希望だったが実現せず,同年ベルリンでA.E.A.ベッカーに,翌年はウィーンでゴルトマルクK.とR.フックスに作曲を学び,またオーケストラと管弦楽曲に関する知識を吸収した。91年に帰国し母校で作曲とバイオリンを教えたが,翌92年に発表したデビュー作,フィンランドの叙事詩《カレワラ》に基づく《クレルボ交響曲Kullervo》が爆発的な人気を呼んだ。実際,この一作によってフィンランド音楽界での地位は確定し,早くも97年には国家の終身年金を受けることになった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」