クレーグ,G.(読み)くれーぐ

世界大百科事典(旧版)内のクレーグ,G.の言及

【人形劇】より

…またドイツの伯爵フランツ・ポッチは,ミュンヘンに1858年創立されたシュミット人形劇場のために40本もの脚本を書き残している。 20世紀初めになると,演劇改革者であるイギリスの演出家G.クレーグは,舞台装置,照明に革新的な成果をあげたが,《マリオネット》(1918)という本を著した。俳優を人形の状態に還元するという理論で,それによって従来の名優本位の舞台芸術を,演出家を主体にしたものに発展させなければならないと考えた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」