世界大百科事典(旧版)内のクロクビイランドの言及
【イランド】より
…ウシに似るためにしばしば家畜化が試みられ,馴化(じゆんか)に成功した例もある。近縁種にクロクビイランド(ジャイアントイランド)T.derbianus(イラスト)がいる。【今泉 吉晴】。…
【レイヨウ(羚羊)】より
…ウシ科の動物のうちスイギュウ,ヤギュウ,カモシカ,ヤギ,ヒツジの各類を除いたものの総称といえる。 体の大きさは変化に富み,最大はクロクビイランド(ジャイアントイランド)Tragelaphus (Taurotragus) derbianus(イラスト)で,体長3.45m,尾長90cm,肩高1.8m,体重1000kg,角長1.2mに達するが,最小のローヤルアンテロープ(イラスト)では体長40~50cm,尾長5~8cm,体重3~4kg,角長2.5cmにすぎない。多くのものは草原,砂漠,ときに森林にすみ,体つきは走行に適して胴と四肢が細く,あごが長く,頭を高く保っている。…
※「クロクビイランド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」