ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロト」の意味・わかりやすい解説
クロト
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…その名は〈割当て〉の意で,一般に3人の老女神とされ,複数形はモイライMoirai。ヘシオドスの《神統記》では,ニュクス(〈夜〉)の娘とも,ゼウスとテミス(〈掟〉)の娘ともされ,またプラトンの《国家》では,アナンケ(〈必然〉)の娘とされているが,両者とも一致してクロトKlōthō(〈つむぎ手〉),ラケシスLachesis(〈配り手〉),アトロポスAtropos(〈変えられない者〉)の名を与えている。彼女たちはひとりひとりの人間について,人生のさまざまのできごとから寿命にいたるまで,運命のすべてをその誕生時に定めると考えられ,クロトが運命の糸をつむぎ出し,ラケシスが運命を割り当て,アトロポスが死の瞬間にその糸を断ち切るとされた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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