クロノス・マルテュロン(読み)くろのすまるてゅろん

世界大百科事典(旧版)内のクロノス・マルテュロンの言及

【コプト暦】より

…各月の名称はほぼ表のようであった。 コプト語文書の年代記載に最もよく用いられるのはディオクレティアヌス暦(ディオクレティアヌス帝の迫害で多くの殉教者がでたことを記念し,帝の即位した西暦284年を紀元とするもの)で,殉教紀元(クロノス・マルテュロン)とも呼ばれる。ほかにディオクレティアヌス帝時代に制定された15年ごとのインディクティオン(徴税周期)で記載されることもあり,のちにはヒジュラ暦(サラケーノーン)も用いられるようになった。…

※「クロノス・マルテュロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android