世界大百科事典(旧版)内のクロロホルム麻酔の言及
【スノー】より
…ロンドンのハンター医学校で学び,1838年ローヤル・カレッジ・オブ・サージャン会員となる。47年《エーテルについて》という小論文を発表し,さらに同年11月のクロロホルム麻酔についてのJ.Y.シンプソンの発表に接すると,自らクロロホルムを試み,その作用量の比較実験を行った。そして,53年4月ビクトリア女王がレオポルド王子を出産する際,召し出されてクロロホルム麻酔を行ったことで一躍有名となり,分娩に際してのクロロホルム麻酔を公認させることとなった。…
※「クロロホルム麻酔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」