クールヘッセン(読み)くーるへっせん

世界大百科事典(旧版)内のクールヘッセンの言及

【ヘッセン】より

…アメリカ独立戦争におけるイギリス軍の主力は1万7000のヘッセン兵である。ヘッセン方伯は1803年選帝侯となり(以後ヘッセン・カッセルはクールヘッセンKurhessenと呼ばれる),1830年の革命ののち31年に憲法も発布されたが,その後も反動的な君主,政府と国民の間に紛争が絶えず,それは1866年この国がプロイセンに併合されるまで続いた。 他方,ヘッセン・ダルムシュタットは,18世紀末の方伯妃ヘンリエッテ・カロリーネHenriette Karoline Christiane(1721‐74)の文芸サロンが知られるほかは取りたてて注目されるような国ではなかったが,ナポレオン時代の1806年に大公国となり,〈ライン同盟〉の一つとして領土を大幅に拡大,また20年に憲法も発布して国の地位を高めた。…

※「クールヘッセン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android