世界大百科事典(旧版)内のグアルディア,T.の言及
【コスタリカ】より
…1821年にメキシコ帝国に参加するという形でスペインから独立し,ついで中央アメリカ連邦(中央アメリカ)の一員となったが,連邦を構成する他の諸国と対立し,その解体後は地域統合よりむしろ孤立主義を選ぶことになった。主要農産物のコーヒーは40年代から輸出されていたが,特に70年から82年に及ぶトマス・グアルディア将軍の統治下でコーヒー産業は発展した。他の中米諸国の例に漏れず,19世紀末からはバナナ栽培も盛んになり,アメリカ合衆国のユナイテッド・フルーツ社が国内で大きな勢力を築き上げた。…
※「グアルディア,T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」