グザナ(読み)ぐざな

世界大百科事典(旧版)内のグザナの言及

【ハラフ文化】より

…この土器は西アジア陶芸の白眉とされるすばらしいものである。遺跡の主体は城壁をめぐらした古代都市グザナGuzanaで,アラム王国の王子カパラの前900年ころの宮殿があった。宮殿跡の調査に関連して深く掘り下げたとき,新型式の多数の彩文土器が出土したことから,のちにハラフ式土器と命名されたが,遺構の詳細は不明で,北部メソポタミア先史文化のなかに,ハッスナ期(―サーマッラー期)―ハラフ期―ウバイド期として位置づけることができたのは,他の遺跡における層位的発掘であった。…

※「グザナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む