グヌー(読み)ぐぬー

世界大百科事典(旧版)内のグヌーの言及

【楔形文字】より


[構成と用法]
 楔形文字は原則として左から右へ書き,あらかじめ引いておいた罫線の中に文を収めるのが普通である。楔形文字の原形である古拙文字を構成の面で分析すると,その方法は漢字の六書(りくしよ),すなわち象形,会意,指事,形声,仮借,転注と類似の構成法が認められるが,シュメール独自の造字法として,既存の文字に複数の線を加える〈グヌーgunû〉,既存の文字を傾斜させる〈テヌーtenû〉,既存の同文字を二つ交差させる〈ギリムーgilimû〉と呼ばれる方法などが知られている(図3)。象形においては,対象の特徴的部分を抽象的に表現する傾向が強い。…

※「グヌー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む