最新 地学事典 「グランド・バンクス地震」の解説
グランド・バンクスじしん
グランド・バンクス地震
Grand-Banks earthquake
1929年11月18日の20時32分(GMT)ごろ,ニューファンドランド島の南方沖(44.5°N, 55°W)に起こった地震で,この付近は海底電線がハチの巣のようにはりめぐらされており,地震のためにこれらの電線が切れ,通信が途絶し,それによって切線場所や時刻が推定された。それによると,切断は震央と思われる点からはるかに大洋沖まで広がっており,しかも一度に起こらず,半日以上も続いて移行した。この次々に移動した切断と余震の震央の移動とは関係がつかみにくく,おそらく海底の地変の進行によるものだと解釈された。
執筆者:三東 哲夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

