グランド運河(読み)ぐらんどうんが

世界大百科事典(旧版)内のグランド運河の言及

【ダブリン】より

…北岸沿いのカスタム・ハウス(税関),フォー・コート(裁判所)などもこのころ建てられた代表的な公共建造物である。また,ダブリンを大きく囲むグランド運河(1756着工)とローヤル運河(1789着工)が建設され始めた。しかし,このころベルファストに波及した産業革命の影響はダブリンにはあまり見られず,近代工業は発達しなかった。…

【ローヤル運河】より

…1789年着工,1817年開通。南側の,ダブリン~タラモア~シャノン川~バリナスローと走るグランド運河(1756着工,1805完成。全長約150km)とともに,アイルランド中央平野部を東西に走る大運河で,シャノン川上流アリナ地区の石炭の開発・搬出を予定したとされているが失敗し,開通当初からあまり利用価値はなかった。…

※「グランド運河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む