グリアソン,G.A.(読み)ぐりあそん

世界大百科事典(旧版)内のグリアソン,G.A.の言及

【インド】より

… 上述のような歴史の過程から生じた今日のインドの言語事情が,かなり複雑であろうことは十分に予測される。北インドの俚謡に,〈4里(コース)ごとに水が変わり,8里行けば言葉が変わる〉というのがあり,イギリス統治下のインドの言語・方言を調査したグリアソンG.A.Griersonによれば,インドには179の言語と544の方言があるとされるのは,言語分布の複雑さを裏づけるものといえなくはない。しかしながら,先の俚謡は,同じ言語(方言)を話す人々の間でも,表現の微妙かつ部分的な差異に着目したときにしばしばなされる誇張であり,グリアソンのあげる179の言語のうち実に116は話者人口の比率が0.85%にすぎないシナ・チベット語族に属している。…

※「グリアソン,G.A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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