グリゴーリー・メレホフ(読み)ぐりごーりーめれほふ

世界大百科事典(旧版)内のグリゴーリー・メレホフの言及

【静かなドン】より

…第1次世界大戦直前から大戦,革命を経て国内戦終結に至る10年間の激動の時代を背景に,ドン地方におけるコサック社会の生活と階級闘争,そこにくりひろげられるコサックたちの運命を雄大なスケールのもとに描き出した大河小説。主人公グリゴーリー・メレホフは豊かな感受性に恵まれた青年であるが,自己の良心の命ずるままに反革命軍と赤軍のあいだを転々としながら破局に陥る。人妻との激しい恋に生きながら,革命に翻弄される主人公の悲劇を,ドン・コサックの運命とともに描き出している。…

※「グリゴーリー・メレホフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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