グリッド・システム(読み)ぐりっどしすてむ

世界大百科事典(旧版)内のグリッド・システムの言及

【ウィーラー】より

…グラスゴーに生まれ,ロンドン大学で古典学を学んだのち,国立ウェールズ博物館長からロンドン博物館に移って,ここを典型的な地域博物館として整備し,またイギリスにおける考古学の研究と教育に対する彼の理想を実現するため,1937年ロンドン大学考古学研究所の設立に尽力して初代所長となった。この間,問題意識をもって〈人間を発掘する〉ことを目指して発掘方法の改良に努め,メードゥン・カスルにおいて〈グリッド・システム〉とも呼ばれるウィーラー法を確立した。44年インド考古総局長,49年にはパキスタン政府考古局顧問となって,ウィーラー法を普及させるとともに,インド大陸古代史の解明に大きく貢献した。…

※「グリッド・システム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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