グリリョフ,L.S.(読み)ぐりりょふ

世界大百科事典(旧版)内のグリリョフ,L.S.の言及

【ロシア・ソビエト音楽】より


[グリンカの登場]
 19世紀に入ると,貴族の家庭で子女に対する音楽教育が一般的となり,貴族階級のなかからも優れた音楽家が生まれてきた。アリャビエフ,ワルラーモフ,グリリョフLev Stepanovich Gurilyov(1770‐1844)はロシア・ロマンスと呼ばれる都会的な民謡調の歌曲を作曲した。劇場音楽の分野でも,イタリア人のカボスCatterino Cavos(1775‐1840)らと並んで,アリャビエフ,ベルストフスキーAleksei Nikolaevich Verstovskii(1799‐1862)といったロシア人作曲家も多くの作品を残した。…

※「グリリョフ,L.S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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