世界大百科事典(旧版)内のグールド帯の言及
【局部恒星系】より
…銀河系内の天体のほとんどが銀河面に集中する傾向にあるのに反して,見かけの等級が5~6等より明るいB型星の天球における集中帯(グールド帯ともいう)は,銀河面に対して約20度の傾きをもつ。このような特異な現象から,太陽をとりまく近傍の若いOB型星は独立な系をなすと考えられ,これを局部恒星系という。…
【グールド】より
…彼は南天と北天の観測から,天球を一周して分布する4等より明るい輝星が,天の川に沿ったものと,それに対して約20゜傾斜した帯とに分かれていることを見いだした。後者はグールド帯と呼ばれている。【石田 蕙一】。…
※「グールド帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」